食いしん坊のダイエット

店主のメタボ脱却記

こんにちは。
ひとつ前のエントリーでは、わたくし48歳が肉体改造に至った経緯をお話いたしました。
管理栄養士さんの指導を初めて受けて、なんと心強い助っ人様!と 嫌がられるくらいいろいろ質問して教えて戴きました。

私の先生によれば、やはり何らかの疾患により管理栄養室へ強制的に送り込まれた患者さんの多くは、自ら積極的に食生活の改善に向き合えないそうです。
特に奥様に食事の支度を任せっきりの男性は、指導も奥様についてきてもらわなければならないので、取り組みのハードルが余計に上がってしまうのだとか。

できれば病院とは無縁の健やかな生活を送りたいものですが、病院送りになったからには腹をくくって 担当医の先生や管理栄養士の先生から知識とノウハウを可能な限り吸収する!そして咀嚼して自分の生活にしっかり落とし込んで行く!このガッつき根性が、肉体改造には不可欠だと思います。

さて100人いたら100人それぞれの嗜好や体質、生活環境がありますから、最適なやり方もやっぱり人それぞれ。
参考の為に、私の肉体改造前の状態をご紹介しますと…
●とにかく、1日中食べている。朝食→おやつ→昼食→おやつ→2度目のおやつ→夕食→深夜に終業後、帰宅して締めのおやつ→就寝
●去年の秋冬で人生最高体重(身長154cmで体重63kg)を記録して以来、恐ろしくて体重測定はサボり気味
●飲食店を営んでおり、オールラウンダーとして店内をドタバタ駆け回る。運動量はかなりあったけれど店の営業は夜のみ。昼間はデスクワークと軽微な仕込みのみ
●喫煙は1日15本程度。やめる気は、まるでなし

救急搬送後には、担当医に勧められて(というかほぼ強制的に)血圧計を買い、毎朝毎晩血圧の計測を始めました。
と同時に腕時計型の万歩計も入手し、普通に生活した場合の自分の運動量を把握することにしました。
もちろん、サボっていた体重測定も毎朝かならず敢行。

いろいろな数値を確実に目に見える形にしていく。単純で昔ながらのやり方なんでしょうが、この基本的な作業はやはり重要です。
自分の肉体を変えて行こうと思うなら、このくらいの数値の把握は最低限必要だと肝に銘じましょう。

そしてもう一つ、肉体改造のための食生活の改善に必要なものは、自分が「食べる」ことに対して何を一番重要に思っているのか、ということとしっかり向き合うこと。
いつでもお腹いっぱい食べたいのか。野菜が嫌いなのか。食事より仕事が優先になりやすいのか。自炊するチャンスはどのくらいか。コンビニや外食の利用頻度はどうか。孤食なのか家族と一緒なのか。
さまざまな要素から、自分が食生活に関して「これだけは、絶対に譲れない!」というこだわりを炙り出しましょう。そして、食生活の改善と自分のこだわりをなるべく両立する方法を探るのです。
食生活の改善は、そこからが本当のスタート。言われたことだけをやっていくのは辛いし、辛いと続きません。そして、続けなければ絶対に効果は表れてくれません。

長生きする気もないけれど、生きてる間は元気に生活を楽しみたい!私はいつもそう思っています。同じ気持ちの方がいらっしゃるなら、何か励みになるようなことを今後も書き綴っていきたいです。